遺言書への関心が高まっています。  

遺言書なんて、面倒だし、水くさい?

「ウチはそんな財産家じゃないよ。」
「イザとなったら、皆でなかよく決めてくれ。」
「今から遺言書なんて、縁起でもない・・・。」

富士子さんは、夫に先立たれ、悲しみから立ち直る間もなく、相続問題に直面しています。残された主な財産は、持家とその土地、2千万円の預金です。子供はなく、夫の両親も他界しているので、夫の二人の弟(法定相続分各1/8)と富士子さん(6/8)が相続することになりました。ところが、二男はすでに他界しているので、その子供(マナさん、カナさん)が代わりに相続します。さらに、相続手続きが終わらないうちに三男も他界し、その妻=義妹のアズサさん、子供の杉夫さん、ピー子さんの3人が代わりに亡き三男の地位を承継しました。
結局、富士子さんは、マナさん、カナさん、アズサさん、杉夫さん、ピー子さんとを含めた計6人で遺産分割協議をすることになりました。
協議が整うまで、銀行口座は凍結され、引き出せませんし、不動産の名義も変えられません。幸い、彼らは協力的でした。それでも、遠方の彼らとの協議も、戸籍謄本等の書類集めもたいへんでした。
万一、協議がうまくまとまらなかったら、調停、さらには審判、それでもダメなら、訴訟沙汰になります。
最終決着まで、数年かかるケースもあります。
もし、夫が「富士子さんに全て相続させる」旨の遺言書を残しておいてくれたら・・・

これは、ほんの一例です。相続が「争族」にならないよう、愛する家族への最後のラブレターを検討なさってはいかがでしょうか?
なお、せっかく自筆で遺言書を書いても、法律で定められた要件を満たさなかったり、紛失してしまったりしては何にもなりません。そこで、当事務所では、「公正証書遺言」をお薦めしています。

最近は、「尊厳死宣言」も含め、意識がしっかりしている内に、自分の想いを形に残しておきたい、とお考えの方も増えています。
ぜひ、一度当事務所へご相談ください。