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アロマセラピー 〜芳香療法〜
アロマセラピーとは、一言でいえば、花・葉・実・樹脂などの植物から摘出される天然の精油(エッセンシャルオイル)を使って心身を癒していく自然療法のこと。そしてその最も効果的な方法がマッサージです。トリートメントによってリンパや血液の循環が改善され、こわばった筋肉がほぐされます。同時に精油の芳香が、大脳辺縁系を通じて感情や精神面にも働きかけ、心身に深いリラクゼーションを与え、ホルモンや自律神経のバランスも整えてくれます。精油のもつ自然の力、香りと効能が皮膚や鼻腔を通して身体に吸収されること、そして人の手の優しいマッサージとの相乗効果により、疲労やストレスから開放され、心も身体もリフレッシュできるのです。
日本ではまだまだエステの延長のようなイメージ(実は私も渡英前にはそんな理解でした)で 捉えられることの多いアロマセラピーですが、イギリスでは補完医療として、また代替療法(Complementary Therapy)のひとつとして、多くの病院で一般的に取り入れられています。
ロンドンにある有名なデパート、ハロッズの近くに、ロイヤルワラントを持つ『Micheline Arcier』というサロンがあります。アロマセラピーの母といわれるマルグリッド・モーリーから英国王室に アロマセラピーを紹介した女性のサロンです。
私のアロマセラピーの師は、このMicheline Arcierのもとで17年以上勤めつつ、いくつかの学校で講師をされている英国人女性でした。彼女はプロフェッショナルであることに自信と誇りを持つすばらしい女性です。そして、そうあることを私たち生徒にも最初の授業の時から要求しました。
アロマ以外の様々な代替医療についての学習にあまりに時間をかけるので、その理由を尋ねたことがあります。彼女は、『お客様にとって最良のセラピーをご紹介できるよう、必要な知識を身につけなくては』と答えました。せっかくサロンを訪れてくれたお客様の手を自ら離し他の療法をおすすめする、というのはなかなかできることではありません。 それができる彼女であればこそ、周囲から認められ、信頼されていたのでしょう。そんな彼女の姿勢を忘れないよう、『何がお客様にとってベストなのか』を常に考えられるセラピスになりたいと思っています。
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