マルタ島とゴゾレース

先日マルタ共和国のマルタ島とゴゾ島に行ってきました。
マルタはイタリアの南の地中海に浮かぶ小さな島です。面積は東京23区の約3分の2。石灰岩の可愛らしい建物が密集しています。

マルタ島の首都バレッタは世界遺産になっており、古い街並みがとても美しい国でした。
マルタ島に3泊し、フェリーで40分、ゴゾ島に足をのばします。

ゴゾ島には60ものキリスト正教会があるそうです。ちょうとイースターということもあり、島は復活祭一色。わりと生々しい感じのものが多かったのですが、人間にとって“生”と“死”は平等であるという教えから、“死”の描写が多いのだそう。



ヴィクトリア大聖堂の脇道を入ったところに、お土産屋さんが何個が並んでいます。
その中の1つ『バスション・レース』に立ち寄りました。
ゴゾ島の伝統工芸であるレースが購入できます。

ゴゾのレースはボビン織り。このボビン織りは職人の熟練にも時間を要し、作成にも膨大な時間がかかるので、まさに芸術、『糸の宝石』と呼ばれ、各地に流通することがないそう。普段私たちが見るレースは商業ベースに乗っている機械編みです。

実際に見てみると、細やかで美しく、のんびり大らかなゴゾ島のイメージとは真逆の印象を受けました。

お店はこじんまりしていますが、コースターやテーブル掛け、日傘やお洋服など種類も豊富で、レーヨン、コットン、シルクと生地も選べます。マルタ騎士団の十文字の絵柄もたくさんありました。お値段はシルクのテーブル掛けで60ユーロくらい。

とても大変な技法ですので継承する人も少ないそうですが、ずっと受け継がれてほしい伝統工芸です。
やはり人の手で作るものは美しいです。

2017年04月17日