盛岡と南部鉄器

ゴールデンウィークの前半は、岩手県盛岡市にいってきました。

東北は今がちょうど桜が満開で今年は二度目の春を感じることができました。
盛岡の街並みは美しく、ところどころに枝垂桜が咲き乱れ、川沿いのカフェやギャラリーも雰囲気があって、お散歩がとても気持ちがいいです。

盛岡市内から少し離れたところに、南部鉄器の工房「岩鋳鉄器館」があります。
盛岡は鉄器の本場です。

最近では海外でも南部鉄器をよく見かけるようになりました。カラフルな色がとても可愛い鉄器の急須が人気があるようです。

南部鉄器の特徴はお湯を沸かすと鉄が出ますので、鉄分補給ができること、そしてカルキが除去されるためお湯がまろやかになります。
したがって、“南部鉄器でお湯を沸かす”ことに意味があるのです。

南部鉄器には急須もありますが、それらはだいたい中がホーロー加工されているので、普通の急須と変わりないそうです。

可愛い鉄器の急須もすごく魅力的ですが、やはり本物の良さを感じるには特徴や使い方をマスターする必要があるんですね。

でもやはり扱いは大変。

鉄なので必ず錆びます。お湯を沸かした後はすぐに乾かさないといけません。
しかし、自然の錆びや湯垢はついても問題がないそうです。
下の写真ですが、何十年も使った鉄器の中は錆びや湯垢がついてますが、わざわざこれを欲しいといって訪ねてくる人もいるそうです。

鉄器を作る作業は気が遠くなりそうな手法に加え、せっかく作った型を壊さないといけないので(高温の鉄を流し込むため)、本当に大変なことです。

使う人の扱いも簡単ではないので、良いものを大切に使って長く愛用していく心を、現代を生きるたちは南部鉄器を通して再確認できるのはないでしょうか。

そんな気持ちにされてくれた旅行となりました。



小岩井農場の子羊ちゃんたちが可愛すぎたので載せます♡
盛岡は宮沢賢治のイーハトーブの町。とても美しい町でした。

#東北でよかった

2017年05月01日