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加賀温泉と漆器

3連休に金沢旅行をしてきました。

金沢からサンダーバードに乗って加賀温泉駅に到着。ギャラリーでもお世話になっている漆職人の八木さんの『ぬしや』へ。 
先日草刈民代さんが来てテレビでも紹介されたそう。

お邪魔すると全国から金継ぎの依頼の小包がたくさん!これもほんの一部。
漆器に限らず割れてしまった陶器のお皿や、カップ、ガラスまで漆の伝統芸能の様々な手法で蘇らせてしまうからすごいです。
気に入っていた食器が割れてしまったらそれまでではなく、修理してまた使うことができるので諦めていた人はぜひ金継ぎをしてみるといいと思います。
大切なものを長く使う日本の心は、とても美しく感じます。



2階の展示室でコーヒーとお菓子をいただきました。漆器でコーヒーと和菓子の組み合わせがとても素敵です。


聞いた話では、八木さんの娘さんの天然酵母のパン屋さん『山羊パン』はテレビや雑誌にも多々紹介され行列のできるパン屋さんで有名だそう。店内を見せていただきましたが、すごくおしゃれ! 


その後は山中温泉のかよう亭へ。素晴らしい宿でした。食事もさすが漆器の町だけあり、素敵な漆器で美味しいお料理いただきました。

温泉ももちろん最高。

今回の旅行ではとにかく魚が美味しく、それらを引き立てる漆器も素敵でいい旅となりました。東京から北陸新幹線で2時間半!ぜひ金沢、加賀温泉へ行かれてみては如何でしょうか。


今回のメモ
・そもそも加賀温泉郷とは、主に小松市の粟津温泉、加賀市の片山津温泉、山代温泉、山中温泉の4つの温泉を表す名称
・大切なお皿や器が割れてしまったら、金継ぎ!
・4月から不動産会社の全国版CMで八木さん登場
・八木さんの娘さんの山羊パンがすごい
・金沢へ行ったら、のどくろ、がすえびを食べるべし

2017年03月21日

岩見淳三&YAYOI JAZZLIVE

 

昨日岩見淳三さんとYAYOIさんのライブがありました。
チケットも完売でたくさんのお客様にお運びいただきました。

いつもは素晴らしい作品が展示されるのですが、今回は皆さまお一人お一人の心に響く素晴らしい演奏をお聞かせ頂きありがとうごさいました。

やはり良いものは伝える手段が違っても、人の心を動かすのだと思いました。
許される限り、良いものを見、聴き、感じることを大切にしていきましょう。


2017年04月01日

マルタ島とゴゾレース

先日マルタ共和国のマルタ島とゴゾ島に行ってきました。
マルタはイタリアの南の地中海に浮かぶ小さな島です。面積は東京23区の約3分の2。石灰岩の可愛らしい建物が密集しています。

マルタ島の首都バレッタは世界遺産になっており、古い街並みがとても美しい国でした。
マルタ島に3泊し、フェリーで40分、ゴゾ島に足をのばします。

ゴゾ島には60ものキリスト正教会があるそうです。ちょうとイースターということもあり、島は復活祭一色。わりと生々しい感じのものが多かったのですが、人間にとって“生”と“死”は平等であるという教えから、“死”の描写が多いのだそう。



ヴィクトリア大聖堂の脇道を入ったところに、お土産屋さんが何個が並んでいます。
その中の1つ『バスション・レース』に立ち寄りました。
ゴゾ島の伝統工芸であるレースが購入できます。

ゴゾのレースはボビン織り。このボビン織りは職人の熟練にも時間を要し、作成にも膨大な時間がかかるので、まさに芸術、『糸の宝石』と呼ばれ、各地に流通することがないそう。普段私たちが見るレースは商業ベースに乗っている機械編みです。

実際に見てみると、細やかで美しく、のんびり大らかなゴゾ島のイメージとは真逆の印象を受けました。

お店はこじんまりしていますが、コースターやテーブル掛け、日傘やお洋服など種類も豊富で、レーヨン、コットン、シルクと生地も選べます。マルタ騎士団の十文字の絵柄もたくさんありました。お値段はシルクのテーブル掛けで60ユーロくらい。

とても大変な技法ですので継承する人も少ないそうですが、ずっと受け継がれてほしい伝統工芸です。
やはり人の手で作るものは美しいです。

2017年04月17日

盛岡と南部鉄器

ゴールデンウィークの前半は、岩手県盛岡市にいってきました。

東北は今がちょうど桜が満開で今年は二度目の春を感じることができました。
盛岡の街並みは美しく、ところどころに枝垂桜が咲き乱れ、川沿いのカフェやギャラリーも雰囲気があって、お散歩がとても気持ちがいいです。

盛岡市内から少し離れたところに、南部鉄器の工房「岩鋳鉄器館」があります。
盛岡は鉄器の本場です。

最近では海外でも南部鉄器をよく見かけるようになりました。カラフルな色がとても可愛い鉄器の急須が人気があるようです。

南部鉄器の特徴はお湯を沸かすと鉄が出ますので、鉄分補給ができること、そしてカルキが除去されるためお湯がまろやかになります。
したがって、“南部鉄器でお湯を沸かす”ことに意味があるのです。

南部鉄器には急須もありますが、それらはだいたい中がホーロー加工されているので、普通の急須と変わりないそうです。

可愛い鉄器の急須もすごく魅力的ですが、やはり本物の良さを感じるには特徴や使い方をマスターする必要があるんですね。

でもやはり扱いは大変。

鉄なので必ず錆びます。お湯を沸かした後はすぐに乾かさないといけません。
しかし、自然の錆びや湯垢はついても問題がないそうです。
下の写真ですが、何十年も使った鉄器の中は錆びや湯垢がついてますが、わざわざこれを欲しいといって訪ねてくる人もいるそうです。

鉄器を作る作業は気が遠くなりそうな手法に加え、せっかく作った型を壊さないといけないので(高温の鉄を流し込むため)、本当に大変なことです。

使う人の扱いも簡単ではないので、良いものを大切に使って長く愛用していく心を、現代を生きるたちは南部鉄器を通して再確認できるのはないでしょうか。

そんな気持ちにされてくれた旅行となりました。



小岩井農場の子羊ちゃんたちが可愛すぎたので載せます♡
盛岡は宮沢賢治のイーハトーブの町。とても美しい町でした。

#東北でよかった

2017年05月01日

箱根町仙石原と陶の灯り

先日箱根町仙石町にある「仙石窯」に行ってきました。
陶器で作られた灯りですが、土にこれだけの穴をあけるのはとても大変な作業だそう。

暗くすると穴の模様が壁に浮かびあがり、とても美しいです。

「心が和むかたち」を表現されているとのことですが、灯りを見ているとあったかくなるような、まさに心が和む気持ちとなりました。

2017年04月30日

笠間の陶器市

茨城県笠間の陶器市、陶炎祭(ひまつり)に行ってきました。

笠間は陶器の町で、毎年ゴールデンウィークの時期は笠間芸術の森公園でひまつりが開催されます。
今年は2日間行ってきましたが、とにかくすごい人。しかし公園での開催でテントもわかりやすく、車の通行もないのでゆったり過ごすことができました。

食事をするところもあります。作家さんが作ってます。コーヒーやレモネード、ワッフル、タイ風やきそばなど他にもたくさんありますが、どれもおしゃれで美味しそう!
テントの中も手作りということですから、たくさんの思いが詰まった素敵な陶器市で大好きです。

ギャラリーでお世話になっている沖誠さんと、東風舎の須藤さん親子三人は笠間で作陶されているので、毎年ひまつりでブースを出されています。今年も素敵な作品が並んでいて気に入った器を購入。

器に限らず機械で作る量産型の製品は世の中に溢れていてネットで何でも買える時代ですが、足を運んで、目で見て、手に取って、作家さんとお話し、気に入ったものに出会える場所はたくさんあります。

まだまだ知らない世界がたくさんあるので、いろんな場所に行って見て触れて感じ、柔軟で豊な人生を送りたいものです。

右上・・・藤田陶房でいただいたアイスコーヒー、右下・・・東風舎の須藤陽子さん


右上・・・沖誠さん、右下・・・佐藤りじゅうさん、左下・・・桑原典子さん

2017年05月02日

益子の陶器市

笠間の次は益子陶器市に行ってきました。

笠間とは違い、道路を挟んでその周囲にたくさんのテントがあり町の中で陶器市が開催されています。広くて全てまわるのも1日がかり。

昔ながらの和風のものから若い作家さんのスタイリッシュな洋陶器まで、生活陶器がたくさんあります。そしてたくさんの人!とにかく熱気がある陶器市です。陶器だけでなく磁器やガラス、布やお花、食べ物まで色々なものが買えます。

最近SNSが普及してその広がり方はすごいものがあります。
益子陶器市ではSNSで人気の作家さんの作品は午前中に売り切れてしまったり、整理券を事前にネットで配布したりと簡単には買えない作品が多々ありました。

私が到着した時にはそれらは案の定完売していましたが、ふらふらと歩いていて若手の作家さんのブースで素敵な器を発見。偶然にも静岡で作陶されている方でした。
ネットの情報も便利な世の中ですが、作家さんや地元の方からの情報、そして自分の感覚でいいと思えるものを選ぶことも、素敵なことですよね。

新しい食器は気分が上がります。気に入った食器に盛り付けた料理は美味しそうに見えるし、料理をするのも、片付けまでも楽しくなってしまうのが不思議です。
大切に使っていきたいです。

2017年05月03日

瀬戸のせともの祭

今年12月11日(月)~16(土)の干支&お正月展に出展される、瀬戸クラフト協会の佐藤武さんからお写真が届きました。

今日から瀬戸のせともの市が開催されているそうです。

せともの祭は今年で86回目を迎え、 なかでも「せともの大廉売市」は全国津々浦々から数十万人の人出でにぎわい、今日では全国最大の規模といわれています。

クラフト協会の皆さんは、瀬戸蔵というビルの中、一部の会員は外で廉売市(陶器市)をされました。秋晴れの中のせともの市、いいですね!楽しい雰囲気が伝わってきます。

会員の加藤正博氏はろくろの実演、秋山みね子氏は絵付けの実演をされました。

静岡でも12月10日(日)13:00~日没までギャラリー悠にてせともの市を開催いたします。瀬戸に行かなくてもミニせともの市を体験できる機会ですので、ぜひお越しください!

2017年09月09日