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■ バンドばか話

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■ バンドばか話 20 : 読心術、超初級 ・・・ 信頼度A

天才的天然ボケN田K。よくボケるということはよく突っ込まれるということです。突っ込まれたときのN田の口癖は

「何で分かるんですか?」

まあ分からないからボケるんでしょうけどね。

有名ラテンバンドN楽団のコンサートのあと、ファンの女性に「N田さん、あの曲のあそこ、間違えたでしょ」と言われたN田はちょっとビックリ。
N楽団はラテンでありながらビッグバンド編成です。にぎやかに演奏している最中のしかもバストロ。譜面を見たわけでもないのに「何で分かったんですかね」

俺はすかさず「そのとき”あ、しもたー、間違うたー!”て顔しなかったか?」

「あ、多分したわ」

それでだよ。

とにかく思ったことが口やら顔やらにジャンジャン出てきちゃう奴ですからね。

N田「なるほどねー。でも光昭さん、何で分かったんですか?


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■ バンドばか話 19 : 便利な避難場所 ・・・ 信頼度B

ビッグバンドSFが名古屋で音楽祭の仕事。正月放送の番組を暮れに公開録画です。
ドコダカ文化会館のホールには満員のお客。収録開始の合図でドラムロールがズァ~~っと鳴ってるところへ司会者が「第何回、何チャラカンチャラ音楽祭ぃ~!」なんて言って番組が始まる、、、はずだったんですが、ドラムのKさん

スナッピ、スネアドラムの響き線をセットし忘れていました。

タイコの裏皮にコイル線が当たって鳴る音がズァ~となるので、これがないとドラムロールは「トコトコトコトコ、、、」と可愛くなってしまいます。

盛大でおごそかな番組のオープニングが「トコトコトコ」では緊張感ゼロ。指揮をしてたリーダーTさん ギロっ と睨みつけると
(Tさんはすごく優しい人なんだけど顔だけはすごくコワい
ヤッテモータ状態のKさん、情けないロールをやめるわけにもいかず、

手だけ動かしながら体を丸めてドラムの陰にかくれたそうです。

ドラムって楽器は目立つし影響力もデカいしプレッシャーのかかる楽器なんだけど、こういうときは便利なんですねー。

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■ バンドばか話 18 : オケピ運動会 ・・・ 信頼度A

新宿コマ劇場は建物老朽化のために52年の歴史を閉じることになりました。個人的には良い思い出より悪い思い出の方が少し多かったような気がしますが、長年お世話になったことは確かです。ご苦労様でしたという感じです。

コマでは1ヶ月単位で有名歌手を座長に歌とお芝居のショーを開催してたんですが、8月に子供向けミュージカルをやっていた時期があります。そのうちオズの魔法使いの公演でオーケストラに参加してたときの話。

1部の休憩のあと、2部開演にそなえてオーケスオラピットにスタンバイ。ステージから1段下がったここは上や横からは入れないので奈落を通って下からハシゴで入ります。

1ベルが鳴ってチューニングでもしようかと思ったらあれっ?マウスピースが無い!
何を思ったかマウスピースだけ楽屋に持って行って忘れてきたんでした。
楽屋は3階のいちばん奥、開演は間もなくです。狭いオケピットにすし詰めの楽団員をかき分けて奈落、階段、楽屋を全力疾走で往復、ギリギリで本番に間に合いました。

めでたしめでたしと言いたいところですがそうもいきません。何しろこっちはラッパを吹くのが商売、普段運動不足なおじさんが3分間の全力疾走。もう息が上がっちゃってまともに演奏なんてできません。結局公演終了まで調子は回復しませんでした。

ドタバタに巻き込まれた楽団員の皆さん、特に横でバフバフ吹かれて大迷惑なTpのKさん、どうもすいませんでした。

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■ バンドばか話 17 : 超健忘症 ・・・ 信頼度B

有名ラテンバンドの元ソリストだったMさん健忘症。それも日常生活に支障を来すほど。
ものはなくすわ、時間は間違えるわで、周りの人達も対応が大変だったようです。

あるとき仕事場に現れたMさんなぜかちょっと得意げ

聞けば最近開発された、健忘症の治療薬というのを病院でもらってきたんだそうです。
本人によれば効果は抜群で、これで普通の生活がおくれると晴れ晴れとした気分で登場したのでした。

医学の進歩は目覚ましいものがあります。新薬開発は素晴らしいんですが、健忘症の薬というのはあまり聞いたことがない。
メンバーが是非見せてくれと頼むとMさん

「あ、家に忘れてきた」

Mさんのエピソードはたくさんあるんですが印象的なのがひとつあります。

情熱的なMさんは惚れっぽい性格
地方の公演先で出会った女性に一目惚れ
これまた情熱的なラブレターを書いて送ったんですが、

宛先を自宅にしてしまったからさあ大変
手紙を読んだ奥さんはしばらく口をきいてくれなかったそうです。


それで済んで良かったね、とも言えますが。

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■ バンドばか話 16 : お前は内田じゃない ・・・ 信頼度A

ラテンバンドHAVATAMPAメキシコ・キューバ公演に行ったときのこと。
キューバの地方都市、サンティアゴ・デ・クーバのホテルに泊まっていたらある男がホテルにやってきて

「ここに泊まってる日本のバンドにウチダというのがいるだろう」
ボーイさんは「はい、いらっしゃいます」
「会いたいから呼んでくれ」「かしこまりました」
で俺が呼ばれたんだけど、キューバ人に知り合いなど一人もいません

変だなと思いながらロビーに行くとやっぱり全然知らない人。すると男は
お前じゃない。ウチダに会いたい
「俺が内田だ」
「そうじゃなくてTrbのウチダだ」
「だから俺が
Trbの内田だ」
とラチがあきません。

スペイン語ができるゲタオさんが間に入ってくれて話を聞くと、男性は地元バンド「ロス・カラチ」のリーダー&Trbのフィーコさん。

実はHAVATAMPAは前の年にもキューバ公演を行っていて俺が参加したのは2回目。1回目のTrbは内田日富さんでした。

日富さんフィーコと会って意気投合し、来年また会おうと約束してたんだけど都合で行かれなくなり、代わりに俺が参加したんでした。
しかも俺が、日富さんから預かったおみやげのマウスピースやオイルも持ってたから話はさらにややこしい。

ようやく事態を理解したフィーコさんと部屋で歓談。フィーコさんはノーチェ・トロピカールという大イベントの日本公演にも参加していた大御所。そのときの写真なども見せてもらったり、キューバの音楽事情を聞かせてもらったりで盛り上がりましたが、フィーコさんは
「日本ではTrb奏者はみんなウチダというのか?」
と最後まで納得いかない様子でした。もしそうなら相撲の行司(式守と木村)みたいですよね。

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■ バンドばか話 15 : ナンバーワン ・・・ 信頼度B

ちょっと小ネタなんだけど面白かったので書きます。

若手T.SaxのI君はテクもパフォーマンスもイケてる有望株。明るい性格でみんなに親しまれてるんですが、彼は典型的なイジられキャラ。先輩達に絶えずからかわれて「勘弁してくださいよ~」なんて言ってます。

そんな彼を辞めさせるという冗談が楽屋で流行っているらしく(あんまり良い冗談じゃないですが)、

例えば「ありがとう」と言えばいいものを
今までありがとう」とか、
田舎に帰っても元気でな
お前なりによく頑張ったよ

ここら辺までくると人によってはシャレになりませんが、彼の場合は一応大丈夫なようです。

そんなI君にいじめっ子の先輩K君「お前は東京での成功はあきらめて、田舎に帰って地元でナンバーワンを目指せ」と言おうとして間違えて

実家でナンバーワンを目指せ」

と言っちゃったんだって。実家でナンバーワンというのは、お父さんが往年の名手とかでない限りかなり実現容易な目標。I君どうするでしょうか

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■ バンドばか話 14 : シースーでミーノー ・・・ 信頼度A,B

いろんな業界に符丁、スラングという専用の言葉遣いがありますが、バンドにももちろんバンド用語があります。タレントがテレビで使ったりするので聞いたことあるでしょう。「マイウ~」なんてのも元はバンド用語です。

バンド言葉は文字の並びをひっくり返すんですが単純に逆にするわけではなく、バンド独特のセンスで微妙な入れ替えをし語尾を上げます。たくさん生まれた言葉のうち、耳ざわりが良いやつが何となく定着して今に至っています。バンドは「ドンバ」、タクシーは「シータクは「ビータ」、トロンボーンは「ボントロ」という具合です。古くてえらく長いやつに「くりびつてんぎょうイタオドロ(=びっくり仰天驚いた)」なんてのもあります。

符丁は仲間意識を高めるためにも使いますが、ちょっと人前で話しづらいことを伝えるときにも便利に使います。一般の人達にはほとんど何を言ってるか分からないから安心してひどいことを言ってるときもあります。

あるときミュージシャン二人が「シースーでミーノでもどう?(=寿司屋で飲みませんか?)」というわけで一杯やり始めたんですが、あまりお気に召さなかったようで「このセーミカイタなわりにズイマだね(=この店高いわりにまずいね)」とブツブツ言ったあとお勘定をしようとしたらお店のオヤジさんに「ゲーセンパー(=一人5000円ずつ)です」と言われてしまいました。この板さんは元ミュージシャンだったんでしょう。二人は真っ赤になって恐縮したそうです。

俺も似た体験があります。タクシーに乗ったらずいぶんゆっくり走るので「このシータク、ロイトだね(=このタクシーとろいね)と言ったら運転手さんに「すいません、シート(=年寄り)だもんで」と言われ、そのあと目的地まで一言も言えなくなってしまいました

壁に耳ありジョージにメアリー。言葉遣いには気をつけましょー。

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■ バンドばか話 13 : 皆さんサヨウナラ ・・・ 信頼度A

ナツメロポップスの番組の収録がTVスタジオでありました。最後の曲のエンディングでリードTpのAさんペロ~っとミストーン。そんなに変な音じゃなかったけど、何せ一番音の高いパートですから聞けばはっきりミスだと分かります。
生本番ではなくスタジオ録画ですからAさんは当然録り直しになると思い、手を振ってミスをアピール、「すいませーん、もう一回お願いしま~す」

ところがディレクターはAさんの声が聞こえなかったのか「ハイOKでーす!」。 Aさんは「ちょっと待って下さい」と言いかけますが、他のメンバー達はなるべく早く帰りたいのでAさんを押しとどめます。
Aさん「だって手も振っちゃったのに」
「カメラアングルが歌手のアップで終わってるんですよきっと」
「そーかなー、、、」

なんてやりとりで収録は終了しました。

後日放送を見るとエンディングはアップどころかバンド全体が映るロングショット

バンド席の中央でAさんが中腰で

「さようなら~」

と手を振っているのがしっかり映っていました。Aさんごめんなさい。

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■ バンドばか話 12 : ナイスリカバリー ・・・ 信頼度B

ある日SaxのMさんが、仕事でよく出演するラウンジに顔を出したところ、その日出演するはずのSax奏者Tさんが来ていない。時間が迫っているので電話してみると

Tさん仕事をすっかり忘れて家の近所で買い物中。今から急いでも本番にはとうてい間に合わない!

どうしよう。

そのときMさん奇遇にも楽器とタキシードを持っていたので

「俺がやっといてやるよ」

と急遽Tさんのトラをやってあげましたとさ。、、、というのは
実はウソで、Mさんが店に来たのはこの日が自分の出番と勘違いしていたからでした。つまり二人とも出演日を間違えていたのに仕事に穴があかなかったという珍しい話。

本当の出番の日Mさんは他の仕事を入れちゃってて出演できず、Tさんもダメ。 仕方なく他のトラを頼んだそうです

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■ バンドばか話 11 : ラッパソロは綱渡り ・・・ 信頼度A

えりも岬って歌ありますよね。大御所女性歌手SCさんじゃなく、最近替え歌問題で話題の男性、MSさんのほう。
あの曲のイントロは、Trpが最初1人だけで

「ド~ぉ~♪」

と伸ばしてるところにドラムが「タットンタカトン」とフィルイン、そのあと普通にラッパのメロで進んでいくというもの。五線の中のドの音は初心者でもたいてい出せる楽な音域なので、どソロといっても本来それほど難しくはありません。

ある日MSさんのコンサートで1stTpのSさんがイントロの構えに入りました。このときSさんなぜかいつもより少し気合いが入り過ぎていたようです。バンマスが小声で「サン、シ!」とカウントをとるとすかさずラッパを吹き鳴らしましたが、

その音が3度上の

知らない人のため解説すると、金管楽器は倍音といって、同じ指使い、ポジションで上下たくさんの音が出ます。そのうちどれを出すかというのははっきり言って訓練と「カン」Sさん1つ上の倍音を出してしまったわけです

これがリズム隊や他の奏者も音を出してるときなら音を1つ外しただけのことなんですが、この曲の場合最初に音を出してるのは彼一人だけ。緊張していたSさんは音を外したことに気づかず他のメンバーが音を出すのを待ちます。ところがみんなは当然正しい音程で弾き始めるからさあ大変。外していた本人は予想外のことに、まるで突然演歌がになっちゃったような気分で大パニック
イントロは見事にボロボロになってしまいました。

これはかなり不運なケースですが、金管楽器というのはかくも気分の影響が出やすい楽器なんです。アガっていても疲れていても確実に音を出すのはけっこう大変。これからはラッパのかっこいいソロを聞いたら、今までより多めに拍手してあげて下さい。あ、トロンボーンにもね

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■ バンドばか話 10 : 右手が大パニック ・・・ 信頼度B

トロンボーンという楽器は数種類の倍音を唇の振動で出し、更にスライドを動かして音程を変えながらメロディーを奏でます。金管の中では最もシンプルな構造で歴史も古い楽器です。ただし真鍮でできたスライドは意外にデリケートで、ちょっとでも曲がると動きが引っかかってつらいことになってしまいます。

トロンボーン奏者のUさんがステージで演奏中。目の前にはマイクスタンド。例によってスペースは最小限で、譜面台とスタンドの間からスライドを出し入れする苦しい状況。これはまあ仕事場ではよくあることです。

この日のUさんはいつもより気合いが入ったか、ちょっと力を入れてスライドを動かしたところ先のほうがスタンドにガツっと当たってしまいました。
見た目は大したことなさそうだったんですが、先端から10cmぐらいのとこに小さなへこみができていた。
これでどうなるかというと、1番と2番ポジションの間の動きががくっと重くなってまともに動かなくなります。1番ていうのはスライドがいちばん手前にきて短くなった状態。1番ポジションはいちばん多く使うところなので、それが使えないと代わりのポジションを探しながら演奏するしかなく、手順は全部変わってしまいます。

しかも本番中に突然。

Uさんは遠いポジションを往復しながら悪戦苦闘。そう、指先でちょいちょいと動かせば済む手順も1番なしでははるか遠くに移動しなきゃいけないのですごく派手な動きになってしまいます。

ちょっとボクシングの練習をしてるみたいな感じ。

隣にいたトランペットの人はそれを見て、笑いをこらえるので必死だったそうです。

、、、う~ん、このおかしさ(ツラさ)を文章にするのは難しいなー。今回はスライドを大切にという教訓とともに、トロンボーン吹きの皆さんだけ笑って下さい。

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■ バンドばか話 9 : ベテランの実力 ・・・ 信頼度A

代々木体育館で保険会社のイベントコンサートがあり、かなり大規模なものだったので前日にリハーサルがありました。

この日Bar.SaxのIさんはひどい二日酔い。口をきくのもツライ状態でしたがプロの意地で必死の演奏。ようやく夕方にリハが終わるとさすがに打ち上げは欠席してまっすぐ家に帰りました。

次の日は午前、午後と2回まわしの本番。Iさんも元気に登場、「きのうはすいませんでした」とやる気十分です。

ところが本番が始まるとIさんのプレイはボロボロ。きのうは不調とはいえちゃんと吹いてたのに何が起きたんだろう、まさか昨日以上に飲んだのか
1部のステージが終わった後Iさんに聞くと、原因は実に意外なものでした。
譜面が最悪で写譜ミスだらけだったそうです。それをちゃんと吹いたからめちゃくちゃなプレイになってしまった。、、、じゃあ昨日は?

二日酔いで意識朦朧だったIさん、譜面を正確に読むどころではなく、絵ヅラと旗だけ見てヤマカンで吹いてたようなんです。ベテランでコードや曲の知識も豊富なIさんならではの珍事でした。

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■ バンドばか話 8 : とどめのイッパツ ・・・ 信頼度A

ポップス、歌謡曲の世界では今やキーボードシンセサイザーなしでは仕事になりません。オルガンやストリングスを始め三味線や尺八まで、あらゆる音色を自由自在に出す事ができます。アレンジャーの無理な要求にも答えることができる天下無敵の楽器なのですが、意外な落とし穴もあります。

有名演歌歌手Yさんのステージでのこと。雨乞いで有名な曲のイントロはピアノとギターでしずしずと進んでいき、歌の直前でキーボードがシシ脅しの音を一発
「カコーン」
と鳴らして歌に突入する手はず
何度も演奏して慣れてるはずのKB奏者F子さん
いつもの通り カコーン と決めるはずが、
音色のボタンを押し間違えたんでしょうか、
ピストル
を     それもすごい大音量

バキュ~ン!

発射してしまいました。
(そんな音色、入れておかなきゃいいのにねー)

何せ歌の1拍前。どうなるかヒヤっとしましたがそこは大ベテラン。しっかり歌い始めてくれたのでひと安心。

でも後ろのバンド席から見たYさん
歌いながらナナメに傾いていました

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■ バンドばか話 7 : これでメシ食ってんすよ ・・・ 信頼度B

現在ミュージシャンの仕事は激減、メシを食うのも大変ですが、終戦から昭和40年代ぐらいまでは仕事の山、今から思うと天国のような状態だったそうです。俺は世代的にギリギリ乗り遅れたんですけどね。トホホ、、、。

当時は仕事が多すぎて圧倒的な人手不足タチンボといって、楽器を持って座っていれば全然吹けなくてもお金がもらえるという今では信じられないような仕事もあったそうです。
ですから一流バンドともなると休日はおろか、寝る暇もない忙しさ。テレビ出演の多いT&Sというビッグバンドは食事の時間がないのでスタジオに出前を頼み、リハーサルをやりながら食べるのが日常でした。

TpのIさんもその日出前の丼ものを食べながらリハをこなし、そのまま本番収録に突入しました。食べ終えた丼を自分の横にうっかり置いたままだったんですが、そこはステージ中央の階段

歌手が歌いながら降りて来るあれです。

収録終了後それに気づいたIさん、どうなったか心配でしたがOKが出たんだからたまたまカメラに映らなかったのかなと思って後日放送を見たら、優雅に歩く歌手の足もとに

丼がバッチリ映っていたそうです。

ナツメロの再現映像などで放送されないかなーと思って注意して見てるんですがまだ発見できません。

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■ バンドばか話 6 : 香りたつプレイ ・・・ 信頼度C

今回はちょっと美しくない話。かなり昔の話です。

歴史的名プレイヤー(といってもN田じゃないですよ)、誰だか分かってしまうとちょっとシャレにならないのでXさんにします。そのXさんがバンドリーダーのステージで演奏中、どうもあたりがウ○コ臭いXさんは特に気になる様子で
ちゃんと拭かなかったやつがいるのか?だらしねーな~、誰なんだ?
とご機嫌が悪い。

ところが犯人Xさん本人だったそうです。本番前にトイレに行ったXさん、ズボンを脱いで用を足すわけですが、Xさんはズボンにベルトではなくサスペンダーを使用していて、不注意にもこれをぶら下げたまましゃがみ込んで爆弾を投下、は見事にサスペンダーに命中!何も知らないXさんはそのままサスペンダーを肩にかけ、上からタキシードを着てステージに上がってしまったようなんです。本人はかなりの臭さだったと思いますが、周りのメンバーは臭いに付き合わされた上に濡れ衣まで着せられては堪らないですね。

その後どうなったか興味がありますが、そこまでは業界の噂でも伝わっていません。

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■ バンドばか話 5 : 善は急げ ・・・ 信頼度A

N田天然ほどじゃないけど、俺のドジもかなりのものです。日程や時間を間違えることもしょっちゅう。例えばこんなやつです。

最初は軽めに。録音の仕事でスタジオに行くと俺が一番乗り。

「早いですね」

と言われ不思議に思っていたら、4時と14時を間違えて
2時間も早く着いてた
んでした。遅刻じゃないけど、逆に間違えてたらと思うと冷や汗が出ました。

もうちょっと派手なやつ。銀座のジャズクラブに出勤。店員さんが

「今日は何ですか?」

様子がおかしいので聞いてみたら、俺の出演は来月でした。
1ヶ月早かった
んですねー。当日の出演は知り合いのバンドだったので、顔を合わせないように慌てて帰りました。

最後は大 迫 力。奈良で大シルクロード博があるというので、夏休みを利用して友達2人と車で出かけました。
ところが駅前に着いても

カンバンやポスターなどは一切なし。

変だなと思って民宿のおばちゃんに聞くと
何とシルクロード博は来年!!
1年早く着くとはギネス級ですな。
おばちゃんは「間違いなくあんたたちが一番乗りや!」と大喜び。食事に一品サービスしてくれました。

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■ バンドばか話 4 : 弘法筆を選ばず ・・・ 信頼度B

Tbの大先輩Uさんが若かったころの話。
ビッグバンドのひな壇はけっこう狭く、特に歌番組などではセットの都合でこれじゃ演奏できないぞ!てぐらい狭いときもあります。

その日のセットもかなり狭く、スペースの余裕は ほ と ん ど な し
いつもは各自のに置いていたトロンボーンスタンドも場所の都合でそれぞれ右側に立てていました。

リードトロンボーンだったUさんが演奏の合間にリラックスしていたところ突然「曲いきます!」慌てたUさんは咄嗟に側の楽器を取ってしまいます。もちろんすぐ気がついたけどもう演奏は始まっていてどうすることもできません

困ったのは3rdの人。吹く楽器がありません。仕方なく体を伸ばして背中越しにUさんの楽器をとって途中から吹いたそうです。
映像的には大丈夫だったのかな、、多分生放送だったんでしょうね。

教訓:慣れないことは事故の元。

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■ バンドばか話 3 : 天才的天然 ・・・ 信頼度A

バストロンボーン奏者として全国的に有名なN田K。
端正なルックスの彼をかっこいー系な人だと思ってる人は多いと思います「が」ホントの彼は歴史的、天才的な天 然 ボ ケ。その威力たるやあまりのボケぶりに演奏に支障をきたす場面数知れず。こんな彼の魅力を宣伝するのも俺の大事な役目です。(本人は嫌だろうなー、、、ヒヒヒ)

エピソードは膨大な量にのぼりますが、第一回目は天然語録から評判が良いのを少しご紹介。

  • 1. 「いやあ、最近の100円ショップは安くなりましたねー」
  • 2. 「ショップ99って何でも98円の店でしょ」
  • 3. 「缶コーヒーのココアって知ってます?」

締めはこちら。

4. N田 「iPodって4000曲も入るんですよ」

俺 「ふーん、で4000曲って どのぐらいの容量なの?」

N田 「う~ん、、、4000曲って何曲ぐらいですかねー

N田ネタはほとんど無限にあるので(まだ増殖中だし)またご紹介します。

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■ バンドばか話 2 : 喧嘩の(迷)仲裁 ・・・ 信頼度A

ミュージシャンは気楽な商売のようですがストレスもプレッシャーもあり(仕事は少なく) 見た目ほど楽ではありません。
だからというわけでもないでしょうが、劇場公演の楽屋であるときメンバー同士でもめ事が ありました。

きっかけは些細なことだったんでしょうが双方引くに引けず、ちょっと険悪なムードに。
そこに居合わせたドラムのKさん、普段から声が大きく世話好きな人。ここは俺の出番やと やおら立ち上がり、二人の間に割って入って一言。

「てめえら、 静かにするんじゃねえ!」

どうも急な事に「静かにしろぃ」と「騒ぐんじゃねえ」が混ざってしまったようですね。
当の二人や周りのメンバーは一瞬カタマり、静かにするなというので仕方なくブツブツ 言ってみたり、、、そのうちゲハゲハ笑い出した。
おかげでムードは一気になごみ、結果的に仲裁は見事成功しました。

喧嘩って意外に気分のものなんですね。 国家紛争もこんな調子で解決できるといいのにねー。

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■ バンドばか話 1 : 熟慮の結果  信頼度B

テナーサックスのTさんはバイクの運転を誤り垣根に突入、左腕を骨折して しまった。翌日も演奏の仕事。Tさんは一旦家に戻り、楽器を持って接骨医に 急行。診察室で楽器を構え

この角度で固定して下さい」。

嫌がる医者をなだめ すかして治療は終了。Tさんは「この非常時に楽器のことを忘れないとは俺も なかなかのもんだな」とご満悦。

翌日の仕事は新宿コマ劇場の歌謡ショー。腕は少し痛いけど角度を合わせたギプス のおかげでステージは順調に進行。ところがある曲でフルートの持ち替えが 現れた。、、、早い話が肘の角度がちがうので口が届かないんですよ。是非実際に 真似してみて下さい。笑えます

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