バンドばか話


■ バンドばか話 25: < 神戸珍道中 > 信頼度A

昔神戸で東西混成ライブをやることになったときの話。大阪で活動中のリズム隊とVo.に東京から4Tbが合流するというもの。
Tbのうち二人は前日に現地に移動して1泊。俺とN田Kは前日仕事だったので当日早朝に東京を出発、昼過ぎに合流してリハーサル、夜本番という段取りでした。

早朝5時に出発するはずが、N田が寝坊して1時間以上遅れて東京発。その後はまあまあ順調かなと思ってたら突然大雪が降ってきて豊川で高速を降ろされてしまいます。一般道は当然大渋滞。もうリハ開始には間に合わない。でも本番は夜なのでいくら何でも大丈夫だろうとこの頃はまだ気持ちに余裕がありました。

名古屋あたりをグズグズ走ってたら高速開通の表示。急いでI.C.に向かいます。
ところが高速に乗ってすぐにまたドカ雪。このあたりでは有名なゲリラ雪っていうんだそうです。N田号は冬タイアだから大丈夫だけど周りには夏タイアの車もけっこういて、あっという間に真っ白になった路面では身動きが取れず、車の群れはほとんど前に進めなくなりました。

心配したUさんが現地からN田の携帯に電話。

「今どこら辺?」

「い、今ねえ、え~と霞ヶ関です。」

「か、霞ヶ関ぃ~?」

おいおい、関ヶ原だろ!

このときのショックがもとで、Uさんはしばらく霞ヶ関関ヶ原と言ってしまう癖がついて困ったそうです。

車は少しずつ動き始めますが、このころもうひとつ困ったのがN田の天然ボケ
とにかく長い道中ボケっぱなし。

息を吸ってるとき意外はボケてるというぐらいの高純度(?)です。

面白いのでず~っとツッコみ続けてたら声がかれてきて、N田のタバコのせいもあったのか大阪あたりでついに俺は全く声が出なくなってしまいました。

夜7時開演のはずが、お店に着いたのは7時半。バンドは開演時間を遅らせてギリギリまで待っていてくれました。

慌てて店に飛び込んだ瞬間N田が放ったひと言は

「良かった~、間に合わへんかと思った~」

ここでさすがは大阪メンバー達、
全員でフリまで合わせて「「「間に合うてへんがな!!」」」

ライブ本番は異常なテンションで大盛り上がり、打ち上げも大騒ぎ。俺も出ない声で語りまくりました。(?)


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