バンドばか話


■ バンドばか話 36: < 未知との遭遇 >信頼度 A

TpのAさんと磯釣りをしに式根島に行ったときのこと。

式根島には「足付温泉」というのがあると聞いて、港に着くと早速行ってみました。
ここは、海岸のゴロゴロ石のとこにに穴を掘っただけのところ。建物も塀も何もなし。見渡す限りの太平洋を眺めながらお湯につかります。そこに湧き出る温泉はかなり熱いらしいんだけど、このときは海の水が良い具合に混ざって湯加減ばっちりでした(干潮で熱くて入れないときもあるとか)。

誰でも入れる究極の露天風呂なので水着着用。Aさんと二人で湯船(穴)に向かうと地元のおじさんが一人、先に入っていました。
「失礼します」とお湯にはいると、おじさんは何だか落ち着かない様子。
俺たちが「気持ちいいねー」なんて言いながらくつろいでいたら、おじさんは意を決したように話しかけてきました。

「あのさあ~、、、」
「はい?」
「ちょっと聞くけどさあ~」
(何だろう)
「あんた達、外人?」

え”~、が、外人~?違います、二人とも日本人ですよー。

「そうだよね、変だなとは思ったんだけどさ、俺外人見たことないからもしかしてと思って」

このおじさんが何を言いたかったかというと、俺たち二人の風貌なんですよ。
俺は濃いめの顔にひげフル装備。Aさんは長身イケメンで、このときは金髪に染めてたんです。
おじさんは初めて見る妙なルックスの男達が日本人とは思えなかったんでしょうね。

でもねー、Aさんはイケメンといっても和風顔だし、そもそも二人は最初から日本語しゃべりまくりなんですよ。そんな外人いないでしょー。そもそも外人かもと思ってるのに日本語で「あんたたち外人?」て、、、。民宿での夕食は、このびっくりエピソードを肴に盛り上がりました。

肝心の釣りの方は、2日がんばってフグ1匹と最低の出来でした。



  1. <<前話へ
  2. 次話へ>>
  3. バンドばか話 Top
  4. サイトのトップへ