バンドばか話


■ バンドばか話 8: < とどめのイッパツ  >  信頼度A

ポップス、歌謡曲の世界では今やキーボード、シンセサイザーなしでは仕事になりません。
オルガンやストリングスを始め三味線や尺八まで、あらゆる音色を自由自在に出す事ができます。アレンジャーの無理な要求にも答えることができる天下無敵の楽器なのですが、意外な落とし穴もあります。

有名演歌歌手Yさんのステージでのこと。雨乞いで有名な曲のイントロはピアノとギターでしずしずと進んでいき、歌の直前でキーボードがシシ脅しの音を一発
カコーン
と鳴らして歌に突入する手はず。何度も演奏して慣れてるはずのKB奏者F子さん。いつもの通り
カコーン
と決めるはずが、音色のボタンを押し間違えたんでしょうか、
ピストルを、それもすごい大音量で
バキュ~ン!
と発射してしまいました。(そんな音色、入れておかなきゃいいのにねー)

何せ歌の1拍前。どうなるかヒヤっとしましたがそこは大ベテラン。しっかり歌い始めてくれたのでひと安心。でも後ろのバンド席から見たYさんは歌いながらナナメに傾いていました。


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