内田光昭 公開秘密基地(なんでやねん)

Jazz & Trombone 猫の巻


■ 猫の巻乃15:力はいらない?

プロのレッスンを受けると「ラッパ吹くのに力は要らないんだよ」と言われたりします。でも「ホントにそーかな~」と思ったことありませんか

俺は学生時代、この言葉をバカ正直に信じ込んでほとんど力を入れない練習を繰り返し、とんでもないコンディションになってしまったことがあります。ここまでバカな人は他にいないと思いますが、先生達の言いたいこともよく考えてみたいと思います。

楽器を吹くのに慣れないうちは、とにかく何か音が出るまで思い切り力を入れてしまいます。自己流で練習してある程度上達してもこのクセが残っていると、音も苦しげですぐバテてしまうという困った奏法になってしまいがちです。
プロの先生は多分このことが言いたいんです。つまり「無駄な」力は要らないんです
金管楽器を吹く場合、安定した音を自由自在に出すためにはそれなりの腹筋、背筋力が必要ですし、唇の周りの筋肉も不可欠。トロンボーンならもちろん腕の力もです。

武道でよく言われることですが、筋肉が足りないと体の動きを支えるために力が入ってしまう。ある程度の筋肉がないと、無駄な力を抜くことも出来ないんです。

体中に力を入れても良い結果は期待できません。まずはお腹をぐっと引き締め、肩の力を抜くことから始めてみましょう。力の入れどころ抜きどころが分かってくれば、トロンボーンはそんなにツライ楽器じゃありませんよ。(仕事となると話は別ですが、、、)

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