内田光昭 公開秘密基地(なんでやねん)

Jazz & Trombone 猫の巻


■ 猫の巻乃18:それ、どこのスか?

楽器を切ったはなしの続編。KING2Bはもう1箇所切ったところがあります。
それはバランサー。オモリです。
今のKINGのオモリは丸くてけっこうデカいですよね。オモリのことなんか特に考えもせずそのまま使ってたんだけど、同じKINGを使ってた生徒さんがあるときオモリを替えてレッスンにきた。

昔のKINGのオモリはけっこう小さくて、それの復刻版がいろんなメーカーから発売されています。生徒さんはそれを買ってきたというわけ。
ためしに俺もそれを借りて付けてみるとすごくイイ感じ。で早速お店に買いに行くと、これが何と2万円近くする。大量生産できないから仕方ないかも知れないけど、ちょっと高いなー。

そこで考えたのは、重さを近づければ復刻版に近い感じにできるんじゃないか、ってこと。
知人に頼んででかいオモリをグラインダーでビャ~っと削ってもらいました。
丸く削ればいちばん良いんだけど、オモリは上下2箇所のネジで固定されてるのでそこを避けて両側を削ったから形がたて長になっちゃった。まあ別にカッコなんかどーでも良いや。

で結果ですが、目論見通りけっこう改善しました。メーカーの復刻版と直接比べてないのでそこら辺の違いは何とも言えないけど、ちょっと鈍かった音の立ち上がりがぐっとスムーズになってちょうどいい感じ。チューニング管との合わせ技でかなり軽くなったことになります。因みに今回の工賃はジョニ黒1本でした。

面白かったのは周りの人の反応。

「あれ、楽器替えたの?」とか
「それ、どこのメーカーの楽器すか?」なんてよく聞かれます。

他のところは前のままなのに意外と分からなかったりする。みんなけっこうオモリの形で楽器を判断してるんですね。
大きなオモリにはこれまた大きな字で「KING」と書いた金属のステッカーが貼ってあります。改造のときそれは捨てちゃったんだけど、先輩のUさんが「両側を切ったから君の楽器は"IN"だね」だって。やっぱ新メーカーか?


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