内田光昭 公開秘密基地(なんでやねん)

Jazz & Trombone 猫の巻


■ 猫の巻乃4:ステージマナー - 1:お辞儀

本番のステージで気合いが入ると気分や時間の感覚がいつもと違ってきます。ある程度慣れてきても普段通りというわけにはいきません。ちょっとした動作が不自然になってしまいがちです。
緊張しているとどうしても動作が早く、小さくなります。これがお客には余裕のない感じに映ってしまう。

センターマイクまでの出入りはなるべくゆっくり歩き、ソロが終わったら少し大げさなくらいゆっくり深くお辞儀をしましょう。
お辞儀をする前にひと呼吸おいて遠くのお客を見てからお辞儀すれば完璧。仲間同士で試してみて下さい。自信にあふれた印象になり、拍手もずっとしやすくなるのが分かると思います。

ゆっくりした動作はお客のためだけではなく、自分の気持ちを落ち着かせる効果もあります。是非実行して下さい。

昔、すごく残念なものを見ました。
ビッグバンドのコンサートであるTrpプレイヤーがソロを終えたとき。ソロはなかなか良かったんですが本人は納得いかなかったんでしょう。ひな壇に帰りながらさかんに首をかしげてしまう。
これでは拍手したお客は立場がありません。

これでバッチリなんていうソロはめったに吹けません、というより本人が満足のいくソロなんてないんじゃないでしょうか。
ソロの出来はともかく、全力でがんばったことはお客に誇れるはず。その気持ちをこめて堂々とお辞儀して下さい。

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