内田光昭 公開秘密基地(なんでやねん)

Jazz & Trombone 猫の巻


■ 猫の巻乃7:初見演奏のコツ- 2

初見演奏というのは意外に複雑な作業です。
楽譜には音符、休符をはじめいろいろなことが書かれていて、音の強さ、長さ、高さ、タイミングをはじめ展開や表情など実にたくさんの情報が含まれています
しかもそれを瞬時に判断し、楽器で表現するわけですから簡単なはずがありません

慣れてくればたくさんの情報に素早く反応できるようになりますが最初は大変です。
ここは思い切って情報を捨てることを考えましょう。

音符は音の高さ、長さ、タイミングの情報をもっています。
このうち高さ、つまり玉を読むのをやめてしまいます。

棒と旗だけを読んで、音程はデタラメにタカタカ演奏します
このデタラメといのが日本人にはなかなか難しい。

でもこれができるようになると相当早い曲でも落ちずに目で追っていけるようになります。でフレーズの終わりとか、白玉とか見晴らしのいいところに来たら音程もちゃんと吹く
サイドプレイヤーならこれだけで充分ちゃんと吹いてるように聞こえます。頑張って練習してみて下さい。

因にバークリー音楽院に初見の教科書があることを知ったので見てみると、これと同じ練習方法が紹介されているのを発見してちょっと嬉しくなりました。

必要は発明の母というのは世界共通かも知れません。

 

  1. <<前巻へ
  2. <<次巻へ
  3. 猫の巻topへ
  4. サイトのトップへ