私は俗に言う葬式坊主です 高いお布施をもらっているんです 檀家様やご遺族が満足するような葬儀を全力でしています もちろんお寺の目的は布教です お寺を維持するためにはそれなりのお金が必要です 全部お布施です 自分の信念を貫きたいのなら沢木興道老師のような生き方をするしかありません平成26年4月9日更新

 

曹洞宗の禅僧「澤木興道(さわきこうどう)師」をご存知ですか?

昭和の曹洞宗の「真の禅僧」ともいうべき人です。

 

この人は、生涯雲水の生き方をされた僧侶です。

一度も住職をされませんでした。

この人を象徴するのが、ご遺体は献体にされたことです。

この人に憧れる曹洞宗の僧侶は多いのです。

全員(例外はあります)偽物ですが。

 

住職 ○○寺の坊主は 親族焼香が終了すると いなくなっちまうけど あんなんありかい?平成23年6月17日更新

 

高庵寺住職はしょせん葬式坊主です。

その代り、葬式や法事は文字通り命がけでやっています。

臨死体験をしました 死ぬってこんな感じなんかなあ 貴重な体験でした 今半端じゃなく痛いですけどね平成23年10月10日更新

 

もっとも上の例は失敗談ですが。

葬儀や法事のプロである以上、万全の体調で臨むのが当たり前です。

檀家様に心配をかけるようでは失敗です。

言い訳になりますが、どんなに頑張っても老化には勝てません。

 

はい、もちろん大反省しました。

経営学をもう一度勉強して、方法を再構築しました。

残念ながら、老化による限界はあります。

限界点を越えたら引退します。

後継者は順調に育っています。

長男が立職をいたしました 専門僧堂での首座です 100日間の禁足(外出は一切できません) 毎朝の振鈴から全修行僧の先頭に立って率先垂範の修行です 法戦式では21問の法問でした 修業の厳しい曹洞宗でも特に厳しい修行です平成25年11月28日更新

 

澤木師のように、雲水として生涯を終えるのなら良いのですが、一山の住職としては、経営者の視点がどうしても必要なんです。

基本となるのが「パレートの法則」です。

 

これは、有名な蟻の実験が基となった理論です。

アリは、集団のうち2割が食べ物の8割を集めてくる。

勤勉な2割の個体だけを取り出して集団にすると、 そこにもやはり「80対20の法則」が出現する。

つまり、 働きアリと思われたもののうち8割がなまけアリになり、勤勉な2割が 食べ物の8割を集めるようになる。

さらに、なまけアリの集団でも同じく「80対20の法則」が出現する。

すなわち、なまけアリの集団から 働きアリが2割生まれ、それらが食べ物の8割を集めてくる。

この法則は、ハチの世界でも同様である。

 

これが見事なまでに人にも当てはまるのです。

経営学の基本的な考え方です。

これを住職が檀務(住職としての日常の仕事)に当てはめると、このようになります。

 

葬儀は、時間厳守、やり直しがきかない、危機管理が求められる最重要な檀務です。

はっきり書くと、お寺の最大の収入源です。

葬儀社に依頼された葬儀に、僧侶が遅刻した場合、葬儀式料の全額返還すなわち無給で葬儀を行なうということは本当にあるのでしょうか? 都内の僧侶の一部の方の実情が分かりました平成25年1月4日更新

葬儀に遅刻は絶対に許されません。(当たり前です)

 

葬儀終了後、49日の法要の相談のときとか、世間話に紛れ込ませて、必ずフィードバックをしています。

それでも、葬儀というのは地雷原を歩くようなものです。

どこでドカンといくか分かりません。

常に細心の注意と全力投球が必用なんです。

 

今のところ大きな失敗はありません。

上記リンクの軽微な事故(うーん、重大な事故かな、もう少しで死ぬところでしたから)はあります。

ヒヤリハットはしょっちゅうです。

 

ハインリッヒの法則については、上記リンクのブログの続きで一度書いたことがあります。

やっとホッチキスが取れました 頭まだスッキリしません やっぱり頭蓋骨にヒビが入るのは良くありませんね平成23年10月19日更新

 

失礼ですが、大多数の僧侶は住職も含め葬式坊主です。

それだったら、もっとしっかりと葬式や法事をしろ!!

自己満足はダメですよ。

評価するのは、檀家様や喪家や親族や一般会葬者です。

己の信念で葬儀をされるのは自由ですが、一般の方がどう見ているか知っていますか?

 

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