離檀料は必要ありません そもそもお寺に料金はありません 長年お世話になった菩提寺です 改葬や墓終まい(はかじまい)で檀家をやめるとき感謝の気持ちを込めてお布施は必要です 金額は? 文字通りお気持ち次第です お布施は喜捨(きしゃ)ですから平成27年3月20日更新

 

高庵寺は、施設設備や場所(ものすごく便利です)を考慮すれば格安の墓地です。

新規墓地ご希望の方へ

ということで、新規入檀者、新規墓地購入の方も多いのですが、檀家数はほとんど変化していません。

 

住職が積極的に改葬や墓終まいを檀家様にお奨めしているからです。

墓じまい 墓仕舞い 墓終い 墓閉じ 全部同じ意味です 祭祀承継者(墓守)のいない方が家墓を改葬し 更地にして墓地管理者へ墓地を返却することです 最後のお勤めとしてきちんとしたいものです平成25年10月11日更新

 

実例です。

高庵寺の檀家様でしたが、お顔を全く知りません。

墓参もされたことがありません。

毎年の護持会費の納入他、檀家の義務は果たしています。

義務と権利は表裏一体です、残念ですが勘違いをされている方がけっこう多いのですが。

 

あるときお電話を差し上げました。

そのときが初めての会話です。

東京近郊の方なんですが、数年前にご主人を亡くされ、近所のお寺に墓地を求め、埋葬されたそうです。

改葬をお奨めしました。

檀家様は簡単に改葬ができるものとは思ってなかったようです。

 

改葬手続きの仕方(足利市では改葬許可申請書がHPからダウンロードできます)から、手続きもお教えし、格安の石屋さんも手配してあげました。

墓地は使用権を購入するのですから、改葬や墓終まいのときに、お墓を解体撤去して、原状回復をするのは義務です。

 

数年前のことですから、金額も公開します。

石屋さんの費用は10万円です。(約1坪の墓地です)

普通は2〜30万円が相場ですから、格安です。

実は、他にも解体撤去をする方があり、全部で3軒分の解体撤去を一括して、出入りの石屋で一番安い石屋に依頼したんです。

解体撤去費用の原価は、人件費と墓石の廃棄費用が一番コストがかかるんです。

自動車を購入するとき、一度に3台以上購入すると、割引率が大きくなるのと同じです。(3台以上の場合は、値引きの限度額が最初からおおきいのです、自動車教習所などものすごく安く買っているんですよ)

 

結局、お寺に来られたのは、住職が埋葬証明をして、遺骨を受け取る1日だけでした。

そのときの話です。

「先代の住職様にだいぶ前から改葬したいとお願いしていたんですが」

参りました。

先住は金銭に恬淡な人でした。

離檀料などということは絶対に言いません。

ただし、行政手続きや法律に極端に疎い人だったんですね。

申し訳ないんですが、単に面倒なのでやらなかっただけのはずです。

「申し訳ありませんでした、私にお話を頂ければ直ぐに解決したんですが」

「いえ、住職様からお電話を頂いて本当に助かりました」

 

この方は長年お世話になった感謝の気持ちで20万円のお布施を最後にされていかれました。

お布施です、離檀料ではありません

喜捨(きしゃ)ですから、そのときのご自身の経済力できる精一杯の金額をお布施するのがマナーです。

改葬をするということは経済的にゆとりがあるということです、2〜30万円のお布施は当たり前ですよ。

高庵寺からの改葬は首都圏へがほとんどです。

首都圏で新たに墓地を求めお墓を建てるとなると、公営霊園の抽選に当たり、相見積もりで上手に建墓でもしなければ4〜500万円程度かかります。

個人的には、新たにお墓を建てるまでの費用の5〜10%程度は常識だと思っています。

 

極端な例をあげます。

公営霊園です。

平成26年度(2014年度)都営青山霊園のお申込み公募内容

募集区画数:50か所募集

募集面積:1.55u〜3.70u

使用料:402万円6700円〜1004万1800円

 

都営青山霊園ですから高いのですが…。

ある石屋さんから頂いた情報ですが、この霊園では、建墓量が数千万円〜数億円のお墓がゴロゴロあるということです。

都内の月極め駐車料金が10万円近くする駐車場に軽自動車やヴィッツが無いのと同じ理由です。

 

一方墓終まいの場合は全く別です。

お墓の外柵 カロート(納骨室)の構造 基礎のコンクリートの打設の仕方 全てお墓の耐久性に関係します 100年保つ墓 手入れをすれば50年保つ墓 早ければ10年で手入れが必要な墓 地域や石屋によって様々です それぞれ考え方があるんです あなたはどのようなお墓を建てたいですか平成27年3月12日更新

 

引用します。

こちらは、檀家様による墓終まいです。

ご自身が独居で、親族もいません。

この方は、唯一の肉親であったお父様がご逝去されたときに、墓終まいをお奨めした経緯があります。

そのときは、亡きお父様がご自身の建立されたお墓にどうしても入りたいというご希望をお持ちだったので、かなりご無理をされて納骨となりました。

今回7回忌の法要をされ、それを機会に墓終まいをされました。

ご先祖のご遺骨は高庵寺の千手観音墓苑に合祀となりました。

 

プライバシーの問題があるので、これ以上は詳細な内容は書けないのですが、高庵寺檀家としての権利と義務は無くなりましたが、高庵寺信徒として、お施餓鬼の供養や年回忌の申し込みはできます。

「和尚様、○○家のお墓は無くなりましたが、私が可能な限り、亡き両親やご先祖様の供養はさせていただきます」、これが最後の御挨拶のお言葉でした。

ご遺骨は千手観音墓苑に合祀となりましたが、ご本人が可能な間は、ご本人が供養をされ、できなくなってからは、高庵寺が無期限にご供養させて頂きます。

 

お墓を解体撤去されたのは同時ですが、この2件には大きな違いがあります。

前者の方は高庵寺に大変な迷惑をかけています。

後者の方は、将に「立つ鳥跡を濁さず」です。

 

オフィシャルHPでないんで、少し詳しく書きます。

葬儀のお布施は10万円でした。

もともと無理なんで墓終まいをお奨めしていましたから。

「タダでも良いんだけどそれじゃあ供養にならないからできるだけのお布施で結構ですよ」

そのお布施が10万円でした。

 

今回の墓終まいです。

墓終まいのお布施を支払う経済力がありません。

石屋さんへの支払いで手一杯です。

その石屋さんも住職が紹介して、相場よりもだいぶ安い金額でやってもらいました。

 

高庵寺合祀墓「千手観音墓苑」への改葬です。

永代供養をご希望の方へ

このリンク先に供養料が載っています。

無期限の合祀です。

千手観音墓苑(高庵寺合祀墓地)にて永代供養の場合の費用

区分

費用

合祀(散骨での納骨)

10万円

分祀(骨壺での納骨)

30万円

注1:合祀の方は、1檀家当り何御霊でも1回の納骨の料金となります。2回目以降の納骨については半額の5万円となります。

この方の場合は5御霊でしたから、1御霊2万円の料金です。

 

「前回のお父さんの葬儀のときに、墓終まいをお奨めしましたよね」

「正直、あの時点で無理だと思ったんだけど、故人の強い希望だというんでこのお墓に埋葬となったんだけど…」

「はっきり聞くけど、お布施いくら払えるの?」

「和尚様、申し訳ないんですが、総額で3万円で勘弁してもらえませんか」

 

僧侶がお金のことで言うのは本末転倒ですが、法人の維持にはお金がかかります。

千手観音墓苑(高庵寺合祀墓地)の建立に1000万円近くのお金がかかっています。

正規の料金でも赤字なんです。

檀家サービス、布教が目的ですからしょうがないんですが。

それにしても3万円のお布施では、本当に苦しいんです。

 

ということで、この方の場合は、所謂離檀料は0円です。

 

墓終まいの方は経済的に苦しいのが普通ですから、お布施は3〜5万円が一般的でしょう。

合祀墓への永代供養布施と併せて15万円程度です。

石屋さんへの支払いが、普通のお墓で20万円程度です。

40万円程度のお金が用意できる余力のあるうちに、墓終まいをするのが、最低限の良識です。

 

最後に、改葬(お墓の引越し)駆け込み寺 高額な「離檀料」 トラブルも 離檀料1250万円 公的な機関に相談 どこにするの?平成26年5月1日更新ですが。

「600万円だとか、メチャクチャで話にならない」

これは私の見解ではありません。

お墓の引っ越し 高額な「離檀料」 トラブルも

滅茶苦茶なのは金額ではありませんよ、お寺が離檀料を要求したのが滅茶苦茶なんです。

住職だって、青山霊園に改葬で5千万円のお墓を建てるのなら、600万円のお布施は当たり前だと思います。

 

「改葬(お墓のお引越し)駆け込み寺の過去ログはこちら」



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