………森の中のログハウス………
 
………ログハウス………


立秋を迎えた頃からかすかに感じられた秋の気配は、9月に入り、秋の虫の音や黄色に色づき始めた白樺の葉と共に、その姿を確実に現し始めた、といったところでしょうか。何よりも、この蓼科の湿気の少ないさらっとした空気が、微妙な季節の変わり目を一層敏感に感じさせてくれます。夏の間、空を遮るように青々と枝いっぱいに葉を広げ、わずかな風さえも受け止めて、その風で葉をなびかせては形にし、さらさらと気持ちのいい音に変えては、より一層心地よい空間を生み出してくれた白樺の木々。より広く感じられるようになった透明な秋の青空と、相変わらず真っ白な白樺の幹に薄黄色に色づき始めた白樺の葉、まだまだ青々としている芝の緑にやまぶき色の落ち葉のじゅうたん、益々その緑を濃く深くたたえた樅の木々達とのコントラストがとても素敵な季節です。冷やりした空気の中、目の前の女神湖を軽く一周散歩して(20分ほど)ログハウスに戻り、建物に一歩入ると、ぽっとあたたかく感じられるのは、まさに、100%自然の木のログならではのぬくもりであり、あたたかさです。ログ本来の自然の温度調節を身をもって感じられる時期です。本館のログハウスから敷地の小径を少し歩いたところにあるもう一つのこじんまりしたログハウスは、サウナを併設した檜風呂専用のログハウスです。樹齢二百年もの樅の木々の脇に建つこのログハウス、お部屋ごとに貸し切りにしてご利用いただいております。まわりは樅の木々とそこから聞こえてくる野鳥のさえずりのみ…。お部屋からとは又違う、窓からの景色を眺めながら、中では無料のジュース、蓼科山からの湧き水をたっぷり飲みながら、サウナで汗を流し、檜風呂に木の香りと共に湯船にゆっくりつかって、こちらも木のログ100%のお風呂を満喫して下さい。風呂上がりの外の空気は、山の冷やりした空気と、一人では抱えきれない程の太さの樅の大木からのイオンが混ざり合って、肌にすっと入ってくるような気持ちよさです。風呂上がりに、又、散歩帰りに敷地に点在するテラスにゆっくり腰掛けてみてください。テラスからの眺めは、その位置によって少しずつ空も景色も変わります。樅の木々に囲まれ、白樺の木々におおわれたログハウス。一足先に秋の色に染まっていきます。里は真白い蕎麦の花のまっさかり。新蕎麦の時期ももう少し。うれしい季節のはじまりです