日本バプテスト連盟  姪浜キリスト教会

2015年10月4日の礼拝メッセージから

その心はわたしから遠く

マタイによる福音書15章1〜10節


 本日の箇所には、ファリサイ派の人たちと律法学者たちが、イエス様の弟子たちが食事の前に手を洗わないということで訴えてきた様子が記されています。当時のイスラエルの人々は、衛生面での配慮とは別に、信仰の問題として、食事の前には手を洗うべきだと考えていました。イスラエルの人たちは、異邦人たちにふれることは汚れることだとし、食事をする時にも、もしかして、自分たちは外での生活で気づかない内に異邦人たちが触れたものに触れてしまったのではないだろうかと考えたのです。このため、食事の前に「手を洗わなければならない」としていたのでした。本日の箇所で、イエス様は、そんなファリサイ派の人たちと律法学者たちの主張を退けました。しかし、何というのでしょう。ここの箇所を読みながら、彼らの主張を単に「間違っている」とか、「ナンセンスだ」とか、「こんなことどうでもいいじゃないか」そういう読み方で終わらせたくないなと思います。確かにファリサイ派の人たちや律法学者たちの主張は、現在の私たちには、理解できないことだったり、どうでもいいことかも知れません。しかし、彼らにとっては大真面目な話でした。彼らは真剣にそのことを守っていたのです。何というのでしょう。これは、私自身、心しておかなければならないなと思うことがあります。私たちというのは、しばしば、目の前の人が大切にしていること、大事に思っていることを、簡単に「