地域の身近な問題を掘り下げて取材しています
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取材拠点・奈良市  編集責任・浅野善一

松尾寺への古道 地元民が再生、保全

 厄よけ霊場として知られる大和郡山市山田町の松尾寺の参道などとして利用されてきた土地の古道を、廃道にしてしまうのは惜しいと地元の人が再生させ、その保全に取り組んでいる。土が踏める、小鳥のさえずりが聞けると喜ばれているという。(2012年5月16日)

〈やまと鳥事情〉駐車場隣で子育てに苦労

 毎年、わが国では5月10日から16日までを愛鳥週間(バードウイーク)と定め、期間中、全国各地で野鳥の観察会や展示会などさまざまな催しが行われる。(2012年5月14日、写真と文・与名正三)

大屋根「市民の理解得て」 市が県に意見

 奈良市は9日、近鉄奈良駅前行基広場に県が計画している大屋根に対する、市景観審議会(川崎清会長)の答申結果を、県に通知した。市は、色の変更などを求める答申結果に加え、市民の理解を得るよう十分検討してほしいとの意見を付けた。(2012年5月10日)

信貴山縁起絵巻が絵本に、奈良在住の作家が企画

 平群町信貴山の朝護孫子寺(鈴木貴晶法主)に伝わる国宝、信貴山縁起絵巻(平安時代末期)の物語の一つが絵本「空とぶ鉢」(長崎出版)になった。奈良市在住の作家寮美千子さん(56)が企画し、文を付けた。絵巻の原画をそのまま生かしていて、日本の伝統的な美術に触れながら物語を楽しめる。(2012年5月5日)

奈良町の面白いもの、絵地図で紹介

 奈良市の歴史的な町並みが残る奈良町の面白い′ゥどころを紹介した観光地図「ならまち おもしろ絵図」を、地元の料理店が発行した。生活者の目を生かし、一般的な観光案内から漏れた奈良町の多様な魅力を発掘している。(2012年4月21日)

最近の記事

1000本超 佐保川の桜並木 歩いて数えた

 桜の隠れた名所といわれる奈良市の佐保川。どこまでも続く桜並木を見て、いったい何本の桜があるのか知りたくなった。4月12日、記者が数取器を手に、満開を迎えた花の下を歩いた。延長4.5キロ前後に及ぶ区間の両岸を歩き終えると、数取器の数字は1000を超えていた。(2012年4月14日)

大屋根計画、県の案に意見付け答申へ 疑問の声消える

 県が奈良市の近鉄奈良駅前行基広場に計画している大屋根が11日、市景観審議会風致デザイン部会で審議された。同部会は県の現計画案に対し、屋根の骨組み部分の色などについて意見を付け、仲川元庸市長に答申することを確認した。(2012年4月11日)

佐保川 桜の並木道、でこぼこ路面に路上駐車

 桜並木が有名になり、多くの花見客が訪れるようになった奈良市の佐保川。その堤防上にある並木道の一部で、でこぼこの路面や路上駐車が長く問題になっている。道路として利用されているうちの一部が実際は河川敷で、本来の道路の範囲があいまいなため、対策が遅れているという。(2012年4月6日)

三条通り完成予想図 市民、マンションちらしで知る

 奈良市が中心市街地の三条通りで進めている道路拡幅工事の完了後の完成予想図が、通りに建設される分譲マンションの宣伝ちらしやそのホームページに掲載された。市は同予想図について広報しておらず、市民はこのちらしなどで初めて知ることとなった。(2012年3月27日)

地域資源、誇りにまちづくりを 県立奈良病院移転でシンポ

 「県立奈良病院の移転・建て替え問題を考える会」は18日、奈良市平松1丁目の京西公民館平松分館で、まちづくりなどの専門家3人をパネリストに招き、シンポジウム「“くらし・命・まちづくり”ご一緒に考えてみませんか」を開催。病院周辺の住民ら50人が参加した。(2012年3月18日)

奈良市の中学校給食 富雄南、都跡から

 市立中学校での給食実施を検討してきた奈良市教育委員会は15日までに実施計画を策定、16校の導入順位を決めた。初年度の2012年度は富雄南と都跡に調理室を整備し、13年度から給食を実施する。4年間で全校に調理室を整備する予定。(2012年3月15日)

制定率3割、消防やごみ 一部事務組合の情報公開条例

 消防業務やごみ処理などを共同で行うため県内の市町村が設立している一部事務組合31団体の情報公開条例制定率が3割にとどまっていることが、県市町村振興課などへの取材で分かった。全国平均の4割を下回っている。(2012年3月14日)

阿陀比売神社修理に五條市補助1600万円

 五條市原町の市指定文化財、阿陀比売神社本殿と摂社社殿(ともに江戸時代前期)の傷みがひどくなっている問題で、修理の補助費用1600万円が市の2012年度予算案に計上された。全修理費用3200万円の半分に当たり、残る1600万円は地元が負担する。屋根がビニールシートで覆われた姿は無惨で、修理が待たれていた。(2012年3月8日)

市動かし新聞社に圧力 97年、奈良市会議長 記者が経験

 奈良市のJR奈良駅前塩漬け土地問題では、市土地開発公社が有力市議だった浅川清一氏(故人)から土地を取得する際、同氏から市に圧力があったのではないかと指摘されている。その土地取得から3年近く後の1997年、記者自ら、同氏の市への影響力を知る経験をした。当時、新聞社の記者として取材した浅川氏の脱法行為を指摘する記事の掲載を、同氏は市を動かして新聞社に圧力をかけ、止めた。浅川氏は当時、議長だった。(2012年2月21日)

県内12市 学校徴収金の点検 ほとんどが学校任せ

 小中学校が児童生徒から集める教材費などの学校徴収金について、県内全12市の教育委員会を対象に、把握・点検しているかどうかを取材したところ、ほとんどの市が学校任せであることが分かった。教委による監査を実施しているのは、香芝市だけだった。(2012年2月15日)

障害者の事業所が開発 奈良土産の見本市 3月6日開催

 障害者が働く県内の事業所が開発した奈良土産の見本市「奈良のみやげ チャレンジ! ビジネス・プレゼンテーション」(NPO法人県社会就労事業振興センター主催)が3月6日午前11時から、奈良市法華寺町の奈良ロイヤルホテルで開かれる。販路拡大のため企業などに製品をPRするのが目的。展示品の販売もあり、一般の人も入場できる。(2012年2月24日)

JR奈良駅前、市塩漬け地 有力市議から取得、単価2倍

 奈良市土地開発公社が1995年、市が進めていたJR奈良駅周辺土地区画整理事業の計画地内で、当時、市議だった浅川清一氏(故人)から取得した土地の単価が、同時期に同計画地内で取得した近接土地の2倍以上だったことが分かった。同区画整理事業の換設計基準による評価では、両土地の単価にほとんど差はなかった。(2012年2月12日)

お水取り たいまつの竹運ぶ

 お水取りの名で知られる、東大寺二月堂(奈良市雑司町)の3月の修二会で使う、たいまつの竹を寄進する「竹送り」の行事を、市内のグループが11日、行った。(2012年2月11日)

自分新聞、静かな人気 ネットにない味わい

 創作に関わっている人などが、自分の近況や関心事をつづった、手作りの個人新聞が静かな人気だ。部数も配布の範囲も限られるが、作者の手の動きが伝わる手書きの文字など、インターネットにはない手作りの味わいが、作者にも読者にも支持されているよう。新聞を発行している奈良市内の人たちを取材した。(2012年2月8日)

三条通りマンション 業者への指導求め、市長に署名提出

 奈良市の三条通りで初めてとなるマンションが、通りの2カ所で計画されている問題で、商店街関係者や市民でつくる「三条通りをよくする会」は6日、歴史ある商業地にふさわしいマンションとなるよう、業者への指導を求めて、仲川元庸市長に署名965人分を提出した。(2012年2月6日)

奈良市会、情報公開条例の実施機関に 議会特別委で合意

中核市41市の議会のうち奈良だけが、保有する公文書を情報公開条例の対象として整備しておらず、要綱で対応している問題をめぐり、同市議会制度検討特別委員会は31日、議長提案を受けて、市情報公開条例の実施機関に議会を加えることで合意した。早ければ3月議会で条例が改正される見通し。(2012年1月31日)

県立奈良病院移転で考える会

 「県立奈良病院の移転・建て替え問題を考える会」(大西喜八・福山正治代表)の第3回懇談会が28日、奈良市六条西1丁目の京西公民館であり、住民が移転先周辺や跡地周辺のまちづくりの課題や方向を話し合った。(2012年1月28日)

奈良市情報公開条例「権利の濫用禁止」明記、必要か

 奈良市は、市情報公開条例に「権利の濫用禁止」を明記する改正を、3月定例市議会に提案する。同規定の明記は、本県では県を含め初めて。一般法理としてもある「権利の濫用禁止」をなぜ、あえて条文でうたわなければならないのか。市民が請求をためらったり、結果として請求の制限や選別につながったりしないか、気がかりだ。記者が開示請求で入手した市の関連文書などをもとに、経緯を取材した。(2012年1月27日)

大屋根、不要論も 奈良市景観審の審議、継続に

 県が近鉄奈良駅前行基広場に計画している大屋根が25日、奈良市景観審議会で審議された。不要論から、県が言う必要性の根拠への疑問、意匠への注文まで、意見が相次いだ。審議会は意見を参考にしてもらうのが目的で、計画の是非を決する機関ではないが、風致デザインの専門部会に場を移し、継続して審議することになった。(2012年1月25日)

奈良市情報公開審査会 「権利の濫用禁止」明記を答申

 奈良市の諮問を受け、情報公開条例に権利の濫用禁止を明記する改正案を審議していた市情報公開審査会(会長・伊藤忠通県立大学長、5人)は24日までに、仲川元庸市長に対し、諮問通り、権利の濫用禁止を明記すべきと答申した。市は、改正案を3月定例議会に上程する予定。(2012年1月24日)

県立奈良病院移転の六条山 環境への影響調査

 県は、県立奈良病院が移転する奈良市六条山地区で環境調査を始めた。予定地のほぼ全域が山林であるため、自然環境などへの影響を調査する必要があると判断した。県新奈良病院建設室への取材で分かった。一方、地元住民グループも独自に調査を実施、関心を高めている。(2012年1月23日)

奈良市 家庭ごみ不法投棄、回収578件 テレビ急増

 家庭の粗大ごみなどの不法投棄が後を絶たない。奈良市では2011年度の回収件数が12月までで578件に上った。特にこの2年間は、地上テレビ放送のデジタル化に伴い、使えなくなった旧式のテレビの不法投棄が急増している。主要な家電製品は、回収した市がリサイクル料金も負担しなければならないが、11年度はすでに当初の予算を使い切ってしまった。(2012年1月18日)

三条通りのマンション計画 1階正面全て店舗に変更

 奈良市の三条通りの映画館跡地に計画されている分譲マンションをめぐり、地元商店街が目抜き通りにふさわしい建物を、と求めている問題で、業者の京阪電鉄不動産(大阪市)が、1階正面を全て店舗とし、バルコニーを壁面の内側に引っ込めるなどの案を提示していることが分かった。商店街側の意向をくんだ大幅な計画変更となる。(2012年1月17日)

奈良市情報公開審査会 権利の濫用禁止 「明記必要」

 奈良市の諮問を受け、情報公開条例に権利の濫用禁止を明記する改正案を審議している市情報公開審査会(会長・伊藤忠通県立大学長、5人)は13日、諮問通り、権利の濫用禁止の明記が必要とする答申をまとめることを決めた。(2012年1月13日)

奈良市議会 情報公開条例の未実施 41中核市で唯一

 中核市の41市議会が保有する公文書をめぐり、情報公開条例の対象として整備していないのは奈良市議会だけであることがニュース「奈良の声」の調査で分かった。(2012年1月12日)

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