[1] まず、粘土で彫刻の原型を作ります。 [2]粘土の原型から型を取り、石膏に置き換え、更にシリコンラバーで雌型を作りロウを流し原型と同じものをロウで造ります。 [3]ロウ原型の中は空洞です。このロウの部分が最終的にはブロンズと入れ替わります。ブロンズの流れる湯道は通常原型の外側に付けるのですが、これは鋳型をコンパクトにするために内部に作りました。
[4] ロウ原型を石膏でくるみます。 [5]窯を築き焼成し脱蝋します。 [6]焼いてもろくなった鋳型を石膏に浸した麻布で補強します。 [7]鋳型を釣り上げ湯口を上にして地面に埋めます。
[8] ブロンズの地金を坩堝(るつぼ)で溶かします。 [9]溶けたブロンズをおちょこで取瓶(とりべ)に移します。 [10]危険を伴い緊張する作業です。 [11]この溶けたブロンズを取瓶に移す作業が結構重労働です。
[12] 取瓶から鋳型の湯口へブロンズを流し込みます。 [13]ここで全てが決まる重要な作業です。 [14]スムーズに湯が流れたら一応安心できます。
[15] 鋳型を掘り出します。まだ熱くて素手では触れません。 [16]原型を傷付けないように注意しながら鋳型を壊します。 [17]だんだん彫刻が姿を現してきました。 [18]上手く湯が流れたようです。
[19]割出した直後なのでまだ湯道がついた状態です。 [20]こちらは胴体部分。ワイヤーブラシで表面を綺麗にします。 [21]酸洗いで酸化膜を落とし鏨(たがね)で表面を仕上げます。 [22]3パーツに分かれていたものを、溶接で1つにまとめます。 [23]あとは薬品で緑青(ろくしょう)をふかせ着色すれば完成です。