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トラクターで耕す代かき

新潟白根の滝沢農園、これがプロの仕事 『昔とった杵柄(きねづか)』

トラクターで耕す効率のよい方法

田んぼを耕すことを耕起(こうき)と言います。
耕起切り返し
@外周2周分を最後に耕す事を頭に入れて、最初に内側を耕す。
A大外の外周を耕す。
B最後にその内側の外周を耕す。トラクターの速度は、1.2〜1.6km/hです。
C切り返しと言って、上の土が乾いた時に、1回目に耕した方向とは逆向きに2回目を耕す。
  2回目に耕す時は、トラクターのスピードを少し早くします。
トラクターの速度は、1.6〜2.2km/hです。
  2回耕す事により、田んぼの隅々まで残らず耕せます。

田んぼの隅っこが高くならない代かきの方法

代かき
田んぼが平らかどうかは、代かき時に水を張り、荒代(上の写真)をかかないとわからないものです。
代かき時に使用しているハローは、ほとんどこの問題を解決してくれます。
ハローを下ろして前進すると、1mほど正規の高さより低めに代かきを開始します。
ということは、隅にある土がまわりに移動するという事になります。
1mほど進むとハロー自体が正規の高さの位置になります。
高いと思ったら何度も同じところをやってみます。
また代かきをすると、外周が少し高くなります。
このため私は最後にもう一度、外周をぐるりと代かきします。そうすればほとんど平です。
関連は、お米ができるまで代かきへどうぞ。
どうしても田んぼの隅っこが高い場合は、荒代時にハローの土寄せ操作機能を使います。
代かきハローレベラ標準時代かきハローレベラ土寄せ時
左が代かきハローレベラ標準時、右が代かきハローレベラ土寄せ時の状態です。
移動したい所の土の高さを見ながら慎重に下げをコントロールします。
(注意:土寄せ時はPTOをつながず、エンジン回転を落として前進走行する)

代かきは水加減

1回目の代かき荒代(あらじろ)は水が多いと昨年の稲わらが浮いてしまいます。
田んぼに水を溜め、数日後に水が引きはじめたら荒代をかきます。
トラクターの速度は、1.6〜2.2km/hです。
その後、天候にもよりますが更に水が引き、地面が見える状態になったら
2回目の仕上げ代かき(本代=ほんじろ、植代=うえじろ)をします。
トラクターの速度は、1.9〜2.5km/hです。
仕上げ代かき(本代)時には左右サイドレベラを広げます。
仕上げ代かき代かきハロー
雨天の仕上げ代かきは、水が多い状態になりやすいので稲わらの浮く可能性が高くなります。
晴天の時は、ワダチができない程度に水の補給が必要な場合もあります。
私の場合は、荒代(あらじろ)仕上げ代かきもPTOは1で2500回転。
近所の人では仕上げ代かきはPTOは1で2000回転にするそうです。

代かき完了から田植えまで

代かき完了
仕上げ代かき後は、田植えをするまで地面が乾かないように常に表面まで水を溜めておきます。
ただし、代かき直後に水を出し始めるとせっかくの代かきが台無しになってしまうこともありますので、
非常に軟らかい圃場の場合は、時間を少し置いてから水を補給してやります。
また、風により圃場の水がにごり波立つような場合は、稲わらが浮いてしまいます。
常に水加減には気を使います。プロでも頭痛の種です。

代かきとは(代とは)

代かきの代(しろ)とは『国語大辞典』(小学館)より「代」
 田の一区画。田植え前に田に水を引き、土塊を砕き、かきならすこと。
 古代、大化の改新ごろまでの田地の面積の単位。一代は段の五〇分の一、高麗尺(こまじゃく)の一八〇平方尺で、高麗尺の方五尺を一歩とした大化の改新の制・大宝令制・和銅六年の制などの七歩二分、方六尺を一歩とした大化・大宝の中間の制での五歩にあたる。
 大化の改新後は公的に町・段・歩制が用いられたが、「代」の単位も残存し、中世末期まで田地目録などに見える。ただし、中世では「代」に「たい」の読みをあてていたらしい。